2020年3月5日木曜日

DIOR FROM PARIS TO JAPAN 「ディオール、パリから日本へ」展 に行ってきた

こんにちは。はい、カミンスキーです。

前回の年末にふさわしくない内容の投稿から、はや丸二カ月以上が経過し、三月になってしまいました。
今年から週一回フリーになる日が増えると思ってyoutubeにブログに頑張るぞ!!と意気込んでいたんですが、この体たらくですよ…まぁ、言い訳はこのくらいにして、はい本題行きます。

 【クリスチャン・ディオール展】

梅田阪急百貨店の9Fでやってます。しかも、無料と阪急さん流石っすw
期間は2020年3月1日(日)~3月22日(日)

詳細はココから

僕はディオール好きなのです。2017年には装飾芸術博物館でやった展示のためにパリまで行くくらい好きなのです。その展示のリンクはこちら

今回の展示は点数はそこまで多くないですが、間近で観ることができるので、関西に住んでる人で服飾に興味ある人には、めっちゃおすすめです。

 
 

トワールなんかも展示してあるので同じような形でもカッティングによって地の目の使い方なんかがわかって勉強になりますよっと。

赤いワンピは有名な作品ですよね。


展示後半はカバン。ロウソクの蝋やガラスやプラチナコーディングしたりしていて、もうアート作品ですね。

そして最後にディオールで働くオートクチュールのクチュリエールさんが実演されています。優秀な通訳さんもついてらっしゃるので全然質問できますので、この機会に色々聞いてみると面白いと思いますよー。
フランス語とロシア語を勉強している、私カミンスキーもフランス語を使える機会が来たぞ!!と思って何かしらフランス語で言おうと思ったんですが、頭の中には”C'est combien?(これいくらですか?)”しか出てこず、悔しかったので、もうこうなったら全部日本語でいこうという謎の決意が生まれ「メルシーボークー」さえ「ありがとうございました!」になっちゃいました…ホント、質問にも丁寧に答えていただきメルシーボークーですよ…。

何を質問したかというと、芯地のことからオーガンジーのこと、トワールのこと、お客さんのボディを作ることは今でもあるのかとか、色々と聞かせていただきました。

トワールのことをここで記すと、展示してあるトワールはおそらく寒冷紗という張りのある粗めの生地、網戸の網のようなものを使っているんです。おそらく日本でオートクチュールコースと名のついたところなんかはそれを使ってドレーピングしてると思います。
基本的には、いわゆるトワール・トワルといったら生成りのシーチング思い浮かべると思いますが、作るアイテムによってそっちも使ってるのかなぁと質問したのですが、ほとんど張りがあるので寒冷紗を使うみたいです。
シーチングは昔は使ってましたよーみたいな事言ってました。





※ギフトショップと職人さんがいるのは3月15日までとのことです(公式ページ記載)
          

会場から出たら物販もありました。ディオール関連の本やグッズが色々売ってました。
歴代のデザイナー別の写真集!
あれ?ジョン・ガリアーノないじゃない…作品は素晴らしかったが、あのトラブルがあったからまさか黒歴史と化したのか?とか冗談言ってましたが、ラフ・シモンズも無いから単に年代が新しいのはまだなだけなのかもしれませんねw

こんな感じでなかなか楽しい時間を過ごすことができました!!阪急さん、ディオールさんありがとう。

ということでそれではまた!

2019年12月31日火曜日

ワシントン州に行ってきた ~健全じゃない方~

こんにちは。はい、カミンスキーです。

もう忘れている方もいるかもしれませんが、次は健全じゃない方の書きますね!みたいな感じを匂わせて、全然書いてなかったアメリカに行った話の続き今年中に書いちゃいます。前回はこんな画像で終わってましたねw


ちなみに前回の記事はこちら→オレゴン州のポートランドに行ってきた

じゃ、さっそく健全じゃない方の話、書いていきますね。

【ビキニビーンズエスプレッソ】

車で走ってると派手な紫色の小屋がガソリンスタンドの近くなんかにあるので姉に「あれは何?」って聞いてみると、「ビキニエスプレッソ」と返事が返ってきたわけです。新しいコーヒーチェーンなのかなとかと思ったんですが、文字通りビキニのお姉さんが売り子のコーヒー屋台らしいです。結構な頻度で見かけたので流行っているのかも…
アメリカのご当地紹介みたいなテレビ番組でも他の州はホットドッグが紹介されたりするのに、ワシントン州はビキニエスプレッソを紹介されて、ワシントン州の住人は少し恥ずかしい思いをするようです。
それだけなら、まぁ微笑ましいとも言えなくもない出来事なのですが、さらなる露出を求めてなのか、持ちかけてなのかはわかりませんがお金を払って露出して捕まったなんて話がニュースになったらしいです。
未手術のトランスの人も自分の性自認でシャワールームやトイレを使ってもいいということになったような、先進的リベラルな州なのに…いや先進的だからこそか…と考えさせられる出来事でした。
ちなみに寒さの厳しいワシントン州なのに真冬でもオープンしているようです。プロ根性ですね…

【道路標識の穴】

マウントレイニアに向かう道中、見晴らしのよさそうなところで停車して景色をみていたとき

    

 はい、穴開いてますね…。なんだと思いますか?ピックアップトラックに乗って看板打つらしいです…。銃ですね…。しかも、そういうときはだいたいイリーガルな何かでハイになってるらしいです。

映画版のスタンドバイミーであったじゃないですか。不良たちが車に乗って郵便ポストをバットで殴る遊びをするみたいな描写が。あれの亜種ですかね…
あと、落ちてるゴミとか触らない方がいいと。若い子がイリーガルな何かを家で捨てると親とかにバレるから、こういうところに捨てるらしいです。


こんな感じで…うで縛るやつですね…。

【差別的な扱い】

されていたらしいです。これはワシントン州じゃなく、オレゴン州ポートランドの飲食店でですが。我々日本在住の日本人は全く気づきません…。たぶん、アメリカ文化ある程度わかってないと愛想わるいのかなぁ?程度でわかんないですねw
もちろん、北野武の映画よろしく差別的な発言と共に唾とか吐きかけられたらさすがにわかると思いますよw
「〇ァッキン 〇ャップくらいわかるよ、バカヤロー!」的なw

なんで今回わかったかというと、姉と姉のパートナーが「この態度はなにかおかしいぞ…」みたいに言い出して、向こうの食べログみたいなのでレビュー調べたら、そういうたぐいの発言されただの書かれてたらしいです。

ホント全然わかんないw
まぁでも、そこで食べた料理が旅行中食べた料理で一番美味しかったからプラマイゼロ+気づいてない でトータルプラスだったんじゃないですかねw

【まとめ】

まぁ現地の人に色々聞いてみないとわかんないもんですなぁ。もし一人なら看板の穴も「なんやろか、これは?」くらいで終わってそうですね。
ポートランドの記事に書いたんですが、シアトルでもタコマでもポートランドでもホームレス多いです。これは結構問題になっているらしいです。理由は経済政策の失敗で格差だったり、人口流入にいろんなことが追いついてないだの様々なことが言われていますが理由どうあれ社会問題化していることは確かなようです。
旅行のさいは肌寒いのに上半身裸の人にはご気を付けくだされ。クスリやってる可能性高いので。現地の見慣れてる人には見たらわかるらしいのですが、馴染みのない僕ら旅行者はそれくらいでしか判断つかないので…。
まぁアメリカって不思議で楽しいところですね。

って大晦日になんちゅう記事かいてるのやらw

っということで今年一年読んでくれた方、ありがとうございました。来年も引き続きよろしくお願いします。それではよいお年を!!



2019年12月5日木曜日

YOU TUBEで使っているBGMダウンロード

おはようございます。はい、カミンスキーです。

服飾と言えば長時間の作業…単調な作業も結構多いです。つうことで今日は服飾界の一部で作業集中できると好評のカミンスキーのYOUTUBEで使っている音楽をダウンロードできるようにしました。

最近、全然やってないYOUTUBE LIVEですが…1月から週に1日自由が増えるかつ、最近早起きが板についてきまして時間をうまく作れる真人間になりつつあるので、1月には再開しようと思っていますのでよろしくお願いします。

いきなり言い訳の方向に流れて行っちゃいましたが…
YOUTUBEの服飾配信で使っている音楽が欲しいというコメントがありまして、いや少ないリスナー数のわりになかなかの割合で「作業に集中できる」といわれる神曲なわけですよ。僕も流して仕事しています。

実はあの曲作って下さった方がおりまして今日はその方の紹介も兼ねてここでダウンロードできるようにしようかなと思います。

作家さん紹介

【DJ消しゴムはんこ】 埼玉県出身の女性コンポーザー 主に作る曲はテクノとlo-fiだが、きまぐれなので色々なジャンルの曲を作る(作っていくうちにジャンルがわからなくなる現象に陥る) 2018年にインターネットレーベルのNewMasterpieceからEPアルバムをリリースする 同年にフランスのインターネットレーベルElemental 97からアルバムをリリース、デビューを果たす 趣味で消しゴムはんこを彫っているためDJ消しゴムはんこという名前にしたが当本人は消しゴムはんこ業界に申し訳ないとずっと別名を考え続けている 中年ということもあり、「創作意欲が枯れる前に作品を作らなければ!」と制作の日々を送っている 面白い事が好きだが人見知りが故に口数は少ない(仲良くなるとずっと喋る)

【DJ消しゴムはんこさんの曲が聴けたり買えたりする場所】
https://newmasterpiece.bandcamp.com/album/mount-co2
https://newmasterpiece.bandcamp.com/album/sponge-head
https://newmasterpiece.bandcamp.com/album/boot-remixes-1
https://newmasterpiece.bandcamp.com/album/museum-zoo-station
https://elemental97.bandcamp.com/album/storage-city

DJ消しゴムはんこさんのYOUTUBEチャンネル

https://www.youtube.com/channel/UCMjpaJyRu0iM30eJPmfxNCg

DJ消しゴムはんこさんとどうやって出会ったかというと
僕にはインターネット上にサンクチュアリと呼ばれる場所がありまして、そこで知合った方です。いろんな場面に合った音楽を作っていただいております。白魔術とか…
まぁサンクチュアリのことをあんまり書くとサンクチュアリじゃなくなっちゃうのでこのくらいに。

最後にわたくしカミンスキーの服飾YOUTUBE LIVEで使っている曲のダウンロードURLあげておきますね。

カミンスキーYOUTUBEで使っている曲のダウンロード

https://25.gigafile.nu/0203-cbeabeb2a2c1bd36225a4f9b9cbd82a5d

2019年12月31日加筆
もう一個ダウンロード

https://31.gigafile.nu/0229-b39b93d4c59e5b344902810862cbd310f

ダウンロードしようとしたときにダウンロード期限が切れてたらコメントなんかで教えていただければ幸いです。

ということで、それではよい服飾ライフを!

2019年11月23日土曜日

国立民族博物館コレクション 世界のかわいい衣装

こんにちは。はい、またカミンスキーです。
一応ここ服飾ブログなんですが、あんまり服飾事がないのでこのあたりで服飾事を。

わたし、民族衣装好きなんです。わたしだけじゃなく、服飾やっている方ならみんな知っていると思うのですが、コレクションブランドも昔の民族衣装をデザインソースにしているものが沢山あります。古くはポール・ポワレやマドレーヌ・ビオネなど。

というかそのまんまじゃん!!みたいなの最近でもたくさんあるような気がしますねw

ということで行ってきました。



よく見ると細部がすごい…二枚目のアイヌのも端っこをまつり縫いで模様にしてるし中にも刺繍入れてる…。しゅごいっす。



期間中、その地域の専門の学者先生のギャラリートークもありました。わたしが行ったのは中国の雲南省のミャオ族、ルーマニア、インドの回に行きました。

ミャオ族のプリーツスカート



ルーマニアの下衣と帽子


インドのミラー刺繍【鏡を刺繍でとめている】

その地域のお話を聞いた後展示をみるとより立体的に感じることができ、先生の話30分といわずにもっと聞きたいなぁと思いました。
これは国立民族博物館 友の会 入るしかないですね。



明日の24日は北極のイヌイットのお話。楽しみですね。
展示は25日まで阪急梅田の9Fでやっているので近くまで来た人はぜひ。
世界のかわいい衣装

また今回見逃した人は万博にある国立民族博物館に行けば観れると思うのでぜひとも。
民博は情報量が多すぎて全部見た後めっちゃぐったりしちゃいますが、刺激的な体験ができると思いますので関西の人は絶対行った方がいいですよっと。

ということでそれでは、また!



あるアートフェアでレビュアーをしてきた

こんにちは。はい、カミンスキーです。
皆様ご機嫌いかがでしょうか?

40年くらい生きてると、予期していないことがたま起こるわけです。
はい、恐れ多いことですが、ひょんなことから私のようなものがアートフェアのレビュアーというのをさせていただきました。
まぁ、代理なんだけどねw

ということで行ってまいりました。
沢山のアーティストさんがブースを借りてやる感じのやつです。

はい、ドーン

会場はこんな感じです。

デザインというかイラストっぽいのとアートと混ざっているのでなかなか同列に評価するのが難しいんですが、まぁ頑張ってみました。

【選んだ作品】



これ一等賞に選びました。
まず初見で、なんかすごそう的な印象を受け、お話を聞いてみたいと思えた。かつ
お話を聞いて、さらに僕が心を動かされた。
ある種作者とは無関係な、そしてパブリックとも云える事柄により感情を動かされ、その感情を作品に投影した感が一番伝わったからです。

この作家さんに興味が湧いてきた人はアクセスしてみてください→https://www.hanaekawai.com/


ということでそれでは、また!

2019年11月13日水曜日

KIAF(Korea International Art Fair)


こんにちは。はい、カミンスキーです。

本日二回目ですね…。元気でしょうか、皆さま。
挨拶はこのくらいにして、KIAFの説明から。

世界中のギャラリーが参加するアート作品の展示即売会みたいな感じですね。
韓国のソウルで開催されているたので、韓国のギャラリーが多いですが、アメリカやポルトガル、イタリアなんかのギャラリーなど世界中のギャラリーが参加しています。
もちろん日本のギャラリーもいくつか参加されていました。

ということで三成(サムスン)駅のCOEXMALLというコンベンションセンター内で開催されていました。
なんつうか…めっちゃ広い…。

作品がめっちゃあるので、印象に残ったことをちらほら。
平面作品も半立体っぽいのが多い。
日本の作品はアニメっぽいのが人気、韓国の作家さんもアニメっぽいのが人気。
奈良美智さんっぽいのが人気。
宮崎駿や手塚治虫のサイン入りのセル画と共に村上隆や奈良美智が一緒に展示されていて、「海外の人はそういう文脈でみている人がいるのかぁの」なんて感じさせてくれたのが、新鮮で印象的でした。










この作家さんの作品をたくさんのギャラリーが展示していたのも印象的でした。




アートフェアはざっくりトレンドがみえたり、一気にいろんな作品をみれるのでまた行ってみたいなぁなんて思いました。という小学生みたいな感想で締めちゃいましたがw

最後にタッカンマリ美味しかったです。それでは、また!

韓国のザハ・ハディド設計の建築物とポールスミス展

お久しぶりです。はい、カミンスキーです。
アメリカの記事とか色々滞ったりしておりますが、毎朝早起きできているので、今日から毎週水曜更新して、現在に追いついていこうかななんて思っておりますのでよろしくお願いします。

はい、結構前になりますが9月27日、韓国行ってきました。
KIAFというアートフェアの視察?という目的ですね。世の中なかなか何が起こるかわからないん感じで視察に行くことになったのですが、韓国初めて行くのでというか、アジア圏は約20年前にインド行った以来なので結構ワクワクして行ったわけです。

韓国はグーグルマップがあんまり使えないというか、ハングル表記になるのでなかなか大変でしたがコネストってのを使えば地下鉄も地図も全然いける感じで良かったです。

着いた日はとりあえず東大門にあるザハ・ハディドが設計した東大門デザインプラザ(DDP)へ。夜行くとコンクリートが金属っぽくて宇宙感あって非日常感
ありました。




中はこんな感じで今何階を歩いているのかよくわからなくなります。












中で色んな展示をやっているっぽいです。行ったときはポールスミス展と建築展やってました。個人的にはポールスミス、デザイン画めっちゃ下手だと聞いていたのでそれが確認できて良かったです。

はい、勇気もらえました。



ということで、まぁ建築を見るだけなら夜行った方が、非日常感が得られていいんじゃないかなぁなんて思いますので、是非とも訪れていただきたい。

そんな感じで次は今回の目的のKIAF(Korea International Art Fair)の記事でお会いしましょう。
すぐ更新するんだけどね…それでは、また!!


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主に紳士服の仕立屋、土偶作家の私です。 趣味は服飾したり、土偶作ったり、散歩したり、朝食作ったり。

DIOR FROM PARIS TO JAPAN 「ディオール、パリから日本へ」展 に行ってきた

こんにちは。はい、カミンスキーです。 前回の年末にふさわしくない内容の投稿から、はや丸二カ月以上が経過し、三月になってしまいました。 今年から週一回フリーになる日が増えると思ってyoutubeにブログに頑張るぞ!!と意気込んでいたんですが、この体たらくですよ…まぁ、言い訳は...