2019年11月23日土曜日

国立民族博物館コレクション 世界のかわいい衣装

こんにちは。はい、またカミンスキーです。
一応ここ服飾ブログなんですが、あんまり服飾事がないのでこのあたりで服飾事を。

わたし、民族衣装好きなんです。わたしだけじゃなく、服飾やっている方ならみんな知っていると思うのですが、コレクションブランドも昔の民族衣装をデザインソースにしているものが沢山あります。古くはポール・ポワレやマドレーヌ・ビオネなど。

というかそのまんまじゃん!!みたいなの最近でもたくさんあるような気がしますねw

ということで行ってきました。



よく見ると細部がすごい…二枚目のアイヌのも端っこをまつり縫いで模様にしてるし中にも刺繍入れてる…。しゅごいっす。



期間中、その地域の専門の学者先生のギャラリートークもありました。わたしが行ったのは中国の雲南省のミャオ族、ルーマニア、インドの回に行きました。

ミャオ族のプリーツスカート



ルーマニアの下衣と帽子


インドのミラー刺繍【鏡を刺繍でとめている】

その地域のお話を聞いた後展示をみるとより立体的に感じることができ、先生の話30分といわずにもっと聞きたいなぁと思いました。
これは国立民族博物館 友の会 入るしかないですね。



明日の24日は北極のイヌイットのお話。楽しみですね。
展示は25日まで阪急梅田の9Fでやっているので近くまで来た人はぜひ。
世界のかわいい衣装

また今回見逃した人は万博にある国立民族博物館に行けば観れると思うのでぜひとも。
民博は情報量が多すぎて全部見た後めっちゃぐったりしちゃいますが、刺激的な体験ができると思いますので関西の人は絶対行った方がいいですよっと。

ということでそれでは、また!



あるアートフェアでレビュアーをしてきた

こんにちは。はい、カミンスキーです。
皆様ご機嫌いかがでしょうか?

40年くらい生きてると、予期していないことがたま起こるわけです。
はい、恐れ多いことですが、ひょんなことから私のようなものがアートフェアのレビュアーというのをさせていただきました。
まぁ、代理なんだけどねw

ということで行ってまいりました。
沢山のアーティストさんがブースを借りてやる感じのやつです。

はい、ドーン

会場はこんな感じです。

デザインというかイラストっぽいのとアートと混ざっているのでなかなか同列に評価するのが難しいんですが、まぁ頑張ってみました。

【選んだ作品】



これ一等賞に選びました。
まず初見で、なんかすごそう的な印象を受け、お話を聞いてみたいと思えた。かつ
お話を聞いて、さらに僕が心を動かされた。
ある種作者とは無関係な、そしてパブリックとも云える事柄により感情を動かされ、その感情を作品に投影した感が一番伝わったからです。

この作家さんに興味が湧いてきた人はアクセスしてみてください→https://www.hanaekawai.com/


ということでそれでは、また!

2019年11月13日水曜日

KIAF(Korea International Art Fair)


こんにちは。はい、カミンスキーです。

本日二回目ですね…。元気でしょうか、皆さま。
挨拶はこのくらいにして、KIAFの説明から。

世界中のギャラリーが参加するアート作品の展示即売会みたいな感じですね。
韓国のソウルで開催されているたので、韓国のギャラリーが多いですが、アメリカやポルトガル、イタリアなんかのギャラリーなど世界中のギャラリーが参加しています。
もちろん日本のギャラリーもいくつか参加されていました。

ということで三成(サムスン)駅のCOEXMALLというコンベンションセンター内で開催されていました。
なんつうか…めっちゃ広い…。

作品がめっちゃあるので、印象に残ったことをちらほら。
平面作品も半立体っぽいのが多い。
日本の作品はアニメっぽいのが人気、韓国の作家さんもアニメっぽいのが人気。
奈良美智さんっぽいのが人気。
宮崎駿や手塚治虫のサイン入りのセル画と共に村上隆や奈良美智が一緒に展示されていて、「海外の人はそういう文脈でみている人がいるのかぁの」なんて感じさせてくれたのが、新鮮で印象的でした。










この作家さんの作品をたくさんのギャラリーが展示していたのも印象的でした。




アートフェアはざっくりトレンドがみえたり、一気にいろんな作品をみれるのでまた行ってみたいなぁなんて思いました。という小学生みたいな感想で締めちゃいましたがw

最後にタッカンマリ美味しかったです。それでは、また!

韓国のザハ・ハディド設計の建築物とポールスミス展

お久しぶりです。はい、カミンスキーです。
アメリカの記事とか色々滞ったりしておりますが、毎朝早起きできているので、今日から毎週水曜更新して、現在に追いついていこうかななんて思っておりますのでよろしくお願いします。

はい、結構前になりますが9月27日、韓国行ってきました。
KIAFというアートフェアの視察?という目的ですね。世の中なかなか何が起こるかわからないん感じで視察に行くことになったのですが、韓国初めて行くのでというか、アジア圏は約20年前にインド行った以来なので結構ワクワクして行ったわけです。

韓国はグーグルマップがあんまり使えないというか、ハングル表記になるのでなかなか大変でしたがコネストってのを使えば地下鉄も地図も全然いける感じで良かったです。

着いた日はとりあえず東大門にあるザハ・ハディドが設計した東大門デザインプラザ(DDP)へ。夜行くとコンクリートが金属っぽくて宇宙感あって非日常感
ありました。




中はこんな感じで今何階を歩いているのかよくわからなくなります。












中で色んな展示をやっているっぽいです。行ったときはポールスミス展と建築展やってました。個人的にはポールスミス、デザイン画めっちゃ下手だと聞いていたのでそれが確認できて良かったです。

はい、勇気もらえました。



ということで、まぁ建築を見るだけなら夜行った方が、非日常感が得られていいんじゃないかなぁなんて思いますので、是非とも訪れていただきたい。

そんな感じで次は今回の目的のKIAF(Korea International Art Fair)の記事でお会いしましょう。
すぐ更新するんだけどね…それでは、また!!


2019年10月11日金曜日

まぁまぁ本格的なシャツの製図

お久しぶりです。はい、カミンスキーです。

タイトル通りまぁまぁ本格的なシャツの製図あげときます。

このご時世に手書きの1/3製図なのでアナクロニズムを感じさせてしまいますが、まぁそこらへんはアジということで。

採寸の考え方等は→https://www.youtube.com/watch?v=XBIa2R86560

縫い代は仕様にもよりますが基本、上前7センチ、下前5センチ、袖山1.5センチ、それ以外は1センチ。

製図の説明はまたツベの配信で説明します。

下に参考文献のアマゾンリンクも貼っておきます。

それでは、また!


2019年6月12日水曜日

島根の10年に一度の祭り ホーランエンヤ



 お久しぶりです。はい、カミンスキーです。
皆さんは、島根県で10年に一度行われるホーランエンヤという祭りを知っているでしょうか?
なにを隠そう、日本三大船神事の一つなのです!

今回から10年に一度になりましたが、前回までは12年に一度。
だいたいの人は生きているうちに7回くらいしか観れません。8回観れたら大したもんです。


今回2019年は5月18日渡御祭、22日中日祭、26日還御祭と執り行われたわけですが、簡単に説明しますと、渡御祭は松江城近くから出雲郷(あだかえ)に船が行き、中日祭は阿太加夜神社に陸船で行き境内で踊りを奉納します。還御祭はまた松江の城山稲荷神社に帰っていくわけです。
かなりざっくりと説明しましたが、詳しいことを知りたい方々はホーランエンヤ公式ページをご覧ください。

わたしは、その中日祭に行ったわけですが、今回で2回目です。
あと何回観れるかわかりませんが、10年に一度の祭りとかかなりアツくないですか?

10年後ぜひとも皆さんもホーランエンヤ行ってみてください。

あと阿太加夜神社には藁で作られた大蛇がいたり、狛犬も変わった感じなのでぜひ祭りのないときでも行くべきところだと記しておきましょう。ちなみに地元の人はアシタカさんと呼んでいます。はい、もののけ姫ですね。

その他にも近くに揖屋(いや)神社神魂(かもす)神社熊野大社八重垣神社など、神話を知っている人ならワクワクしそうな場所がたくさんありますので、それら4社に、真名井神社六所神社を加えて意宇(おう)六社といって、出雲風土記にも出てくる神社を巡ってみるのもいいんじゃないでしょうか。

次回はワシントン州への旅行でのダークサイドアメリカをお届けします。
ではでは!

2019年5月21日火曜日

オレゴン州のポートランドに行ってみた~健全な方~

こんにちは。はい、カミンスキーです。

前回は主にシアトルにあるAmazon Goのお話を書きましたが、今回はシアトルから南に車で3時間ちょっとで行けるオレゴン州のポートランドのお話からいろいろ書いていこうと思います。

高速の道中、スティーブンキング好きの人ならおなじみの、キャッスル・ロックなんて名前の街があり、心になにか抱えている4人の少年が死体を探しに出かけたり、一風変わった骨董屋さんに大変な目にあわされたりしてないかなど、色々気になってしまって、高速降りて行ってみたかったけど、家族と行ってる、かつ、時間がないので言い出せなく通り過ぎちゃった…
次回は絶対行こう。



【全米住みたい街No.1】


らしいです…。
まずはポートランドの説明ですが、ここはドメスティックを大事にする文化が育っているといわれ、お店も大型チェーン店というより、個人店の割合が多い街で、レストランもできるだけ地産地消をしようとしているといわれています。
あと消費税がなかったり(その代わり不動産への課税は高いらしい)で、街づくりに成功した街なんてかんじで検索に引っかかると思います。

なにやら意識高いそうなイメージのする街ですが…

実際行ってみると…。
街並みは、何かしら少しヨーロッパっぽい感じを受けました。と言ってもヨーロッパはフランスのパリしか行ったことないんですがね…。まぁ、テレビとかで映像とかたまにみるじゃないですか、ヨーロッパのw

いい感じの街です。程よくオシャレで。かわいいお店もたくさん。
個人的には前日に行ったシアトルよりも住んでみたい感は強かったです。

まぁ、私だいたいの場所行ったら住みたいって言っちゃう口なんですがねw

【パウエルズブックス】



今回の目的はこの本屋さん。
場所はここ
チェーン店とかではない、独立系の本屋さんでは世界最大らしいです。
新本も古本もあります。
茶色の建物です。(わかりにくい写真でごめんなさい…写真撮ってなくってたまたま撮ったのに写ってる写真引っ張り出してきました…)

いきなり結論から言いますと、最高です。
一日いれます。

どこにお目当てのコーナーがあるのかなぁとキョロキョロしてると店員さんが声かけてくれます。それで親切に場所教えてくれます。
まぁ、例に及ばず何を言っているかは正確にはわかりませんが、なんとなくニュアンスで乗り切りますw

貴重な本コーナーもあります、首から下げるカードを係の人からもらってドアをあけて貴重な本コーナーに入ります。わたしは、古い洋裁の技術書みたいなのを探していたんですが、探している本の内容を伝えると、すっごく親身に検索してくれます。
最近まであったとか、ISBNコードや本の題名を書いたメモまでしてくれます。

古い技術書はなかったんですが、欲しかったマドレーヌ・ビオネの本を安く見つけれて行ったかいがありました。中見れるのが実店舗はいいですねー。
ビオネの本は今回の旅行の服飾事の記事で載せるのでしばらくお待ちください。

こんな小物も売ってます。
仕事柄本を持ち運ぶことが多いので、思い出も含めて買っちゃいました。


何しか本好きの人は、ポートランドに来たらここは絶対行った方がいいと思います。
というか、この本屋に行くためにポートランドに旅行しに行ってもいいと思います。
この本屋があるだけで、ポートランドに住んでもいいかなと思えるくらいですね。

まぁ、それはさすがに言いすぎか…

【最後に】

なんだかんだでご飯も美味しかったわけで、最高の街だ!!みたいな感じになってしまいましたが、いくつか気になることが…。

それは、やたらホームレスが多い。シアトルやタコマもホームレスの増加が問題になっているらしいですが、明らかに多い。
あと、変な人。シアトルでも見かけたんですが、上半身裸でブツブツ言っている人や、大声で奇声を発してる人。奇声を発しながらトラムの壁面をバンバン叩いてる人。滞在時間6時間くらいの間にちょっとおかしな人を何人も見かけました。

シアトル、タコマ、ポートランドの中では奇声を発して歩いている人に会う率No.1でした。
そして、帰るときに見つけたのがこれ。怖いですね…


次回のアメリカ旅行記は今回の旅行を通して教えてもらった健全じゃない方をちょっと書いてみようかなと思います。
その間に島根である10年に一度の祭りホーランエンヤの記事になると思います!

それではまたノシ



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自己紹介

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主に紳士服の仕立屋、土偶作家の私です。 趣味は服飾したり、土偶作ったり、散歩したり、朝食作ったり。